Facebookで知らないおじさんから友達申請が来るとイラっとする

Facebookで知らないおじさんから友達申請が来るとイラっとする

Facebookを開くと、また知らないおじさんからのメッセージ。
「友達かもに出てきたので連絡してみました」
「共通の友達がいるようなので、メッセージしてみました」

──そのテンプレ感、既視感。
もはや 挨拶代わりの呪文 みたいに繰り返される。

知らないおじさんから届く友達申請は、街角でいきなり腕を掴まれるみたいに不快だ。
しかも最近は、文章の癖がどこか不自然で、AIっぽさすら漂っている。
「本当に人間?」「ただのbot?」

SNSは「つながりの場」であるはずなのに、
こうした“無差別な接触”はむしろ距離を広げる。
丁寧な言葉のつもりかもしれないけれど、
そこに心がないから、ただただイラッとする。

私が求めているのは、
知らないおじさんとの強制的なつながりじゃなくて、
心が通う「偶然の出会い」なのだ。

そんな気持ちをリセットしてくれるのは、スペインのカヴァ。


シュワシュワと弾けるたびに、知らないおじさんから届いたあの不可解なメッセージの余韻まで、すっきり洗い流してくれる。

「不要なつながりは削除して、必要な心地よさだけ残す」──
SNSはそれくらいがちょうどいい。