ワインのフルボディとは?
【フルボディ】という言葉はワインショップのポップや、ワイン通販サイトの商品説明でよく見かけます。
ソムリエはそんなに使わないイメージで、割と初心者の方向けに分かりやすいように使われる言葉かなと思います。
それなのに!フルボディってなに?という人多数!
伝わってないじゃないかーーーーー!
ワインのフルボディとは
ひとことで言うと、濃厚なワイン。
もっと詳しく言うと、色が濃くて、凝縮感があって(原料のブドウはよく熟れていたんだろうなぁ~)、アルコール度数が高いワインのことをこのように呼ぶことが多いです。
ということで、日照量が多く温暖な産地でよく熟したブドウから造られたワインが該当しやすい。
赤ワインの表現でよく使われていますが、白ワインにも使う表現です。
どの産地のどのブドウがフルボディ?
日照量が多く、温暖で、ブドウがよく熟す産地と考えると、該当しやすい産地と品種の組み合わせはこちら!
ほんの一部ですし、例外もあります。
白ワイン
- オーストラリア、南アフリカ、アメリカ、チリのシャルドネ
- フランス・コートデュローヌのヴィオニエ
私が思うフルボディな白ワイン
ワイン名:ブレッド&バター
品種:シャルドネ
産地:カリフォルニア
AMAZONでの価格: ¥3,535
トロピカルフルーツ、バター、木樽由来のトーストの香りがあり、味わいはまろやかで濃厚な感じ。ワインの香りと合わせて、チキングラタンとよく合いそうです。クリームのまろやかさに、グラタンの焦げ目が木樽の香りと相性いいはず。オバマ元大統領主催TPPランチに採用されたことでも有名なワインです。
赤ワイン
- オーストラリア、アメリカ、チリのカベルネソーヴィニヨン
- オーストラリアのシラーズ
- フランス・コート・デュ・ローヌのグルナッシュ
- アメリカのジンファンデル
- アルゼンチンのマルベック
私が思うフルボディな赤ワイン
ワイン名:フランシス・フォード・コッポラ ディレクターズ・カット
品種:ジンファンデル主体
産地:カリフォルニア
AMAZONでの価格: ¥4,621
ジャケ買いもありな映画監督作のフィルムを纏ったおしゃれなエチケットも素敵です。濃くて、凝縮感のある果実味。お肉やブルーチーズに合わせたい。お肉はステーキでもいいし、トロトロの煮込みでも合いそう。