YouTuberラファエルさんはワイン好き
YouTuberラファエルさんのサブチャンネルで【総額1000万ワイン紹介!】という動画がアップされていました!
ラファエルさんの久々にできた趣味がワイン!
ということで、今まで飲んだワインについて語っていました。
結論、高級なワイン(数十万から数百万レベル)をほぼ飲んだところ、2万円ほどで購入できるカリフォルニアの【カレラ ジェンセン】が一番おいしいことが分かったとか。
それで、もうワインには「飽きた」そうです。
潔い!笑
ラファエルさんがワインの豆知識として語った内容が、ワイン好きでなくても面白い話で「へ~」と「誰かに話したくなる」話なのでご紹介します。
カリフォルニアの「ロマネ・コンティ」
まず一番初めに登場したのはカリフォルニアのロマネ・コンティと呼ばれるカレラ ジェンセン。
ジェンセンの畑に最初に植えられた木は、ロマネ・コンティの苗木を持ってかえって植えたというエピソードが有名です。
同じ生産者のワインで上記の4分の1くらいのお値段で購入できるのがこちらのワイン。
これでも十分美味しいです。
シンデレラワインとは
今までは無名だったのに、有名な評論家が高評価をしたことで、一夜にして有名になったワインのことをシンデレラワインといいます。
生産量が少ないワインであることが多いですから、いきなり需要が高まることで入手困難になり価格が高騰してしまいます。
そんなシンデレラワインとして有名なのが、フランス・ボルドー地方ポムロール地区のワイン「ペトリュス」と「ル・パン」です。
「PETRUS」はラテン語でキリストの12使徒の長「聖ペトロ」を意味します。
ラベルにはキリストから渡された天国の鍵を持つ聖ペトロが描かれています。
安くても1本35万円以上します。
「シャトー・ル・パン」については2019年5月にCNNが面白いニュースを報じました。
英イングランドのレストランが、赤ワインのボトルを注文した客に対し、手違いで1本4500ポンド(約63万円)の高級ワインを出してしまうハプニングがあった。
手違いがあったのは英マンチェスターにあるステーキハウス「ホークスムーア」のチェーン店。PR会社によると、客がボトルで注文したのは1本260ポンドのボルドー産ワインだった。
「とても忙しい夜に起きた、単純なミスだった」「1人のスタッフが同じ年の別のボルドーと間違えて、誤ったボトルを選んでしまった」と広報担当者は説明する。
「ワインはそのまま客に出された。客が気付くことはなく、後にマネジャーの1人が事態を把握した」
同店は後にツイッターで、客に間違って出してしまったのが、2001年のポムロール産「シャトー・ル・パン」だったことを明らかにした。客の身元は公表せず、楽しんでもらえたことを願うとコメント。ワインを間違えたスタッフに対しては、「元気を出せ!その場限りのミスは起きるもの。とにかくみんなが君を愛しているよ」と言葉をかけた。
お客さまはラッキーですよね。
カルトワインとは
カリフォルニアの高額ワインのことを「カルトワイン」と呼ぶことがあります。
高品質なワインをあえて生産量をおさえることで稀少性を高め、「カルト=崇拝」が意味するように、熱狂的なファンをもつカリスマ的存在です。
その代表的存在が、「スクリ―ミングイーグル」や「ハーランエステート」です。
こちらはハーランのセカンドワイン(看板ワインの格下にあたる)
もしも通販で高級ワインを購入する場合は、「冷蔵便」であり、信頼できる販売店であることを確認しましょう。
最安値で購入するより、品質管理がどうか?を重視しましょう。
「激安だな」と思ったら空き瓶だったりします 笑
ディスプレイ用に空き瓶でも欲しい人がいるってすごいですよね。
お気をつけください。
5大シャトー
フランス・ボルドー地方、メドック地区の格付けで第1級に選ばれた5つの生産者(シャトー)のことを5大シャトーと言っています。
1855年のパリ万博をきっかけにこの格付けが行われました。
万博には世界中の人々が訪れるので、ワインがその目玉になると考えたナポレオン3世の命令によって、ボルドー商工会議所がメドック地区の生産者の格付けを行いました。
その格付けは、当時の流通価格などを元に決められています。
ブルゴーニュのDRC
フランス・ブルゴーニュ地方で最も高いワイン「ロマネ・コンティ(畑名でありワイン名)」を醸造する生産者がドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ。略してDRCです。
DRC社が所有している有名な畑が
ロマネ・コンティ
リシュブール
エシェゾー
グラン・エシェゾー
ロマネ・サンヴィヴァン
ラ・ターシュなど
1本数百万円の値段が付くワインもあり、趣味というより投資対象にもなるワインです。
パリスの審判
1976年にパリでワイン商をしていたイギリス人スティーヴン・スパリアがアメリカ建国200周年を記念して開催した、カリフォルニアワインとフランスワインのブラインドテイスティング大会のことを「パリスの審判」と言います。
当時のカリフォルニアワインはワイン業界でも無名で、誰もが「フランスワインが勝つに決まっている」と思っていたところ、赤ワイン・白ワイン部門共にカリフォルニアワインが1位になったのです。
これをきっかけに、カリフォルニアワインが世界に知られることになります。
審査員は全員フランスのワイン業界の重鎮たち...
メディアはタイム誌の記者が1名参加しているだけでした。もしもこの記者がいなければこの結果は闇に葬られていたかも?と言われています。
この実際の出来事を題材にした映画が「ボトル・ドリーム」です。
ワイン好きでなくとも面白い映画ですのでおススメです。
この映画は白ワイン部門で1位になったシャトー・モンテレーナという生産者を中心にストーリーが展開していきます。
この生産者が作るシャルドネの白ワインがこちら↓
1本1万円以下で購入できますから、これなら手が届きますね。
暗殺を防いだシャンパーニュ
こちらのシャンパーニュ、ボトルが透明でその名も「クリスタル」と言います。
透明な理由は「毒」を盛られないようにするためなのです。
かつて、シャンパーニュの大きな輸出先はロシアでロシア皇帝アレクサンドル2世のお気に入りでした。
そして、ロシア宮廷御用達のシャンパンとして「クリスタル」が誕生します。
アレクサンドル2世は暗殺を恐れていました。そこで、シャンパンに毒を盛られないように透明のボトルに、ナイフや爆発物を隠されないように「クリスタル」のボトルの底は平らになりました。
通常のシャンパンボトルの底は盛り上がっていますよね。
このウンチク、誰かにしゃべりたくなりませんか??
「クリスタル」はルイ・ロデレール社が造る数万円の超高級シャンパンですが、なかなかお高い...
そこでおススメなのが、「ルイ・ロデレール プルミエ・ブリュット」。7,000円ほどで購入できます。
ラファエルさんの一番好きなワイン
こんな高級ワインをたくさん飲んだラファエルさんがたどり着いた、一番おいしいと思ったワインは「カレラ ジェンセン」。
ワインをあまり飲まない方にとってもうんちくって結構面白いですよね。
ワイン好きのおじさんが自慢げに話してくれそうなエピソードがギュッと詰まったおススメの本がこちら。
ぜひチェックしてみてください!
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