ワインのアルコール度数は何度?違いは何?

ワインのアルコール度数は何度?違いは何?

ワインのアルコール度数は13%前後が多い

ワインとその他のお酒との比較

「スペシャルワインギフトのシエル・エ・ヴァン」HPより

辛口ワイン(通常の赤白ワイン)    10.5~14.5%
甘口・半甘口ワイン          6~12%
スパークリングワイン         11~12%
ポートワイン等甘口デザートワイン   20%弱
シェリー               15~18%
ビール                4.5~5.5%
ウイスキー              40~55%
日本酒                15~16%
焼酎                 25%前後

ビールよりは高いけど、日本酒などその他のお酒よりはアルコール度数が低いことがわかります。

なぜワインによってアルコール度数が違うのか

アルコール発酵のメカニズムは図の通りです。

ブドウの糖分に酵母が働きかけて、アルコールと炭酸ガスが発生します。
ということは糖分が多いブドウほど、アルコール度数が高くなるんですね。

逆算すると、

アルコール度数が高いワイン→原料ブドウの糖度が高い→よく熟したブドウ→日照量が多く、温暖な産地のワイン(の可能性が高い)

と考えられます。

反対に冷涼な産地で、あまり熟さなかったブドウ(糖度が低い)からはアルコール度数が低いワインができるのです。

甘口でアルコール度数が低いワイン

ワイン初心者にも飲みやすく、甘口でアルコール度数が低いワインと言えば「アスティ」。

通称「天使のアスティ」はとくに有名です。
アルコール度数は7.5%、ブドウはマスカットを使用しています。
お馴染みのマスカットなので親しみ易い香りと味わいです。

ジュースのようにスイスイ飲んでしまう美味しさなので、アルコールが軽いからと言って飲みすぎ注意です。

ちなみにこのワインはなぜアルコールが低いかというと、糖分を残しているので、その分アルコール度数は上がらないんです。

ちょっとややこしいですか?

まぁ、難しいことは考えず楽しく飲みたいワインです♪