【ワイン】フランスワインにはなぜブドウ品種名が書いていないのか

【ワイン】フランスワインにはなぜブドウ品種名が書いていないのか

ラベル?エチケット?

ワインボトルに貼られたシールのことを英語ではラベル、フランス語ではエチケットと呼びます。

日本では【ラベル】と呼ぶ方が多いように思います。

旧世界、新世界のラベルの違い

旧世界

ワインの世界ではワイン造りの歴史が長いヨーロッパ(フランス、イタリア、スペイン、ドイツなど)のことを旧世界、伝統国、オールドワールドなどと呼びます。

新世界

大航海時代以降にワイン造りが伝わった国(アメリカ、チリ、アルゼンチン、南アフリカ、オーストラリアなど)のことを新世界、ニューワールドと呼びます。

こちらが、旧世界、新世界のラベルです。

一番大きな違いはブドウの名前が書いてあるか、書いていないか。

旧世界

ブドウの名前は基本的に書いていない。産地名が大きく書いてある(写真左、赤枠内CHASSAGNE-MONTRACHETが産地名)。

新世界

ブドウの名前が基本的に書いてある(写真右、赤枠内CHARDONNAYがぶどう品種名)。

ラベルの違いはなぜ

ワイン法の違いです。

旧世界

産地名をラベルに書く場合は、使ってもいい品種がワイン法で決められているので、ブドウ品種名をラベルに書かなくても、産地名を見れば品種名が書いていなくてもわかるでしょう?ということです。

そんなこと言われてもワインのプロならまだしも、そうでない人にはわかりませんよね。ワインの辞書ともいえる、「ソムリエ教本」には日本で流通しているワインについては何の品種を使っているのかほぼ調べることができます。

ソムリエ・ワインエキスパート試験に通過した人なら、旧世界のワインラベルをみて、品種が何か答えることができる(はず 笑)です。

ワインのラベルが読めるとは、こういうことですね。

新世界

ワイン法はありますが、旧世界ほど厳しくないので、自由にワイン造り(使ってもいい品種が決められていない)をすることができます。

もし新世界のワインに「CALIFORNIA(カリフォルニア)」としか書いていなかったら、シャルドネなのか、リースリングなのか、何が入っているのかワインの中身が分からないわけです。

そのため、基本的にブドウの品種名が記載されています。

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生産者:ベリンジャー

生産地:ナパ・ヴァレー(アメリカ、カリフォルニア)

ワイン名:ルミナス・オーク・ノール・シャルドネ

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※Amazon安すぎです、以前伊勢丹で7,000円以上で購入しました

 
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果実味が豊かでトースト、アーモンドのような上品な樽香が感じられます。
 
脂がのった鰤のグリル(塩焼き)や、栗のグラタンに合わせました。
 
ご褒美家飲みワイン、ギフトにも喜ばれるリピート確定ワインです。
ラベルもおしゃれ♪