【読書】やめてみた/わたなべぽん
「やめてみる」ということにフォーカスして、本を探していてこの本に出会いました!
私が大好きな「夢をかなえるゾウ」の中にも、神様ガネーシャの9日目の課題に「1日何かをやめてみる」という課題があります。
人生を変えようと思った時、「新しいことを始めよう」とすることが多いのではないでしょうか?
でも「何かをやめてみる」と、「本当に大切なものが見えてくる」のかもしれません。
この本のテーマは「やめてみる」です。
日々の中で「何となく使ってきたものや習慣」を思い切って「やめてみた」体験のコミックエッセイです。
さら~っと読めて面白いです。
共感できることが盛り沢山だし、今すぐ「私もやめてみよう」と再現性も高いので、おススメ!
シリーズ累計30万部のベストセラー。
著者は現在45歳、杉並区在住の主婦漫画家 わたなべぽんさん。
ご主人とのほのぼのとした二人暮らしにも癒されます。
いくつかの「やめてみた」エピソードをご紹介しますね!
人目を気にして、ごまかすための個性的な服ばかり買ってしまう自分
個性的な服が着たいというより、平凡な自分がコンプレックスで自分をごまかすために個性的な服を買ってしまう
↓
人目を気にして、ごまかすための個性的な服ばかり買ってしまう自分を❝やめてみた❞
↓
自分に自信があればシンプルな服を着て自然体でいられる
目指すのは「シンプルで自然で話してみると気さくで楽しい人!」
新たな目標もできた。
付き合いづらい友人とのモヤモヤした人間関係
「Aちゃんって素直でいい人なんだけど時々自分勝手でふりまわされることがあるんだよね」
↓
付き合いづらい友人とのモヤモヤした人間関係を❝やめてみた❞
↓
友達関係をお休みすることで一人の趣味の時間ができた。
友人とは距離を置いたことで関係も良好になった
親切を受けた時につい出てしまう「すみません」という口癖
ペコリっ「あっ!すみません」
↓
親切を受けた時につい出てしまう「すみません」という口癖を❝やめてみた❞
↓
「ありがとう」に変えることで相手も嬉しそうだし、自分を卑下することなく大切にできると気づいた
「やめてみる」生活で生きるのが楽になる
著者のわたなべぽんさんは「もっと、やめてみた。」エピローグでこのようにおっしゃっています。
以前はいつも自分が人としてどこか欠けているような気がしてつまらないことまで自分のせいにしてヘコんでいました
でもこの数年間「やめてみること」を意識して生活したら少しずつ暮らしや心の中が変わっていくのを感じました
もしかしたら今までの私は自分に自信がないあまりに「こういう時普通はみんなこうするんだよね」という考えに囚われ過ぎていて、その「普通」に興味が持てない自分を責めたり「普通」ができずに劣等感を覚えていた気がします
「やめてみる」生活はそんな「普通」を優先するのをやめること
私が好きなこと、やりたいこと、できることをやってきたのが自分を大切にする練習になったのかも
だからきっと生きるのが楽になってきたんだろうな
なんだかこの年になって「生まれ直し」しているみたいだ
「もっと、やめてみた。」エピローグより
「やめてみた。」シリーズ3部作
-
前の記事
もう白髪に悩まない!美容室でのカラーオーダー 2020.08.09
-
次の記事
仕事がつまらないと感じた時に思い出してほしいこと 2020.09.28