15分あればカフェに入ろう【仕事術・勉強術】

15分あればカフェに入ろう【仕事術・勉強術】

忙しい人なのに、趣味の習い事をしたり、資格を取得したり、ジムに行ったり…いったいどうやって時間を作っているの??という人が周りにいませんか?私はそんな人を見て「アクティブでいいな~」「いろんなことを成し遂げるこの人は特別な人」という思いをずっと持っていました。

私は「時間があったらやりたいな~」と思ってしまうタイプです。でも時間って作ろうとしなければ、いつまでたってもできないんですよね。

そんな時に図書館でタイトルを見て思わず手に取った本があります。タイトルを見ていろんなことを悟りました(笑)「きっと私に必要なことが書いてある!」と。

 

この本は私のように「時間があれば〇〇をやりたい(完全に言い訳)」と思うことが多い方におすすめです。

著者の齋藤孝さんは「声に出して読みたい日本語」など数々の著書でも知られ、テレビのコメンテーターとしてもお馴染みの方です。

この本で参考になったポイントを3つご紹介します。

第一線で活躍する人ほど、隙間時間の使い方が上手

人間は誰にも同じ24時間が与えられていますが、何かを成し遂げる人はめいっぱいその時間を有効活用しています。外出する時には仕事をいくつか持ち歩き、10分、15分あれば喫茶店に飛び込む。そうして喫茶店利用を続けていけば、時間の密度が確実に増すでしょう。

「10分、15分しかない」とこれまでは思っていたので、隙間時間の考え方がそもそも違ったのだとハッとしました。15分ならネットサーフィンをしたり、コンビニに入ったり、ウインドーショッピングをしたりしていました。

15分でコーヒー1杯300円はもったいないと思っていましたが、「時間がもったいない」という感覚が抜け落ちていました。なぜか「お金は有限、時間は無限」という思い込みがありました(時間が無限なんてことはありえないのですがね)。

隙間時間で仕事や勉強を効率的に進められれば、スキルが高まり「時間が有限」なのは変わりませんが「お金は無限!!!」に稼げる可能性があるとシンプルな事実に気が付きました。

15分に300円はもったいないと思う人ほど、「元を取る」ために集中力を発揮できるかもしれません。

時間の密度は集中力によっていくらでも濃くすることができる

たっぷりと時間があるとダラダラと仕事(勉強)をしてしまうのに、締め切りが迫っていると集中して仕事(勉強)に没頭できたことがありませんが?もしこの集中力が常にあれば、とんでもない成果を上げられそうだ…と思ったことがあります。

ただ、切羽詰まった状況になることはそうそうないですし、そもそも追いつめられるのは嫌です(笑)。こんな私のような人でも、隙間時間にカフェに入ることは締め切りが迫った時のような環境を作り出せるのです。

著者は集中するためにはスポーツの時間間隔を取り入れるべきだと言います。

例えばネットサーフィンをする3分間はあっという間なのに、3分間全力疾走とか、縄跳びをするとへとへとに疲れますよね。

仕事や勉強をする際に、こうしたスポーツの時間間隔を取り入れるべきです。たった15分や20分しかない滞在時間の中で、なにができるか。スポーツの時間間隔で仕事や勉強に取り組めるのが喫茶店です。

時間感覚が鈍いな~と思った方は、意識するところからはじめましょう。

ストップウォッチで集中力は高まる

ストップウォッチのもうひとつの使い方は、ただ単純にストップウォッチを押す、というものです。何分まで、と時間を区切るのではなく、スイッチを押したらその後はずっと仕事を続ける、というやり方です。飽きるところまで仕事を続けてから、ふとストップウォッチを見ると、「もう1時間もやったんだ」とわかる。仕事をやり終えたときの「こんなにやった!」という感じは、普通の時計では味わえません。(中略)

単純に時間を計るだけで速くなるのです。人間というのは、ラップタイムを縮めたいと思う生き物のようです。

私自身が実践して、効果的だった方法をもう一つシェアします。

「タイマーで計りながら25分の集中と5分の休憩をくり返す」という方法。とってもシンプルですが、25分しかないという制限をかけると集中できます。

仕事もプライベートも充実しているあの人もきっと実践している隙間時間活用。

ぜひ今日から実践してみてくださいね。