『高いワイン~知っておくと一目置かれる教養としての一流ワイン~/渡辺順子』読んでみた【感想】
こんな人におススメの本
- ワインのうんちくを知りたい
- 教養としてワインを知りたい
- 周りにワイン好きが多くて、話についていきたい
- 「高いワイン」に興味がある
- 一流ワインを知りたい
- ワインが好き
知りたかった!がギュッと詰まった本
ワイン好きにとっては、こんな本欲しかった!と言う辞書的な本だと思いました。
知っている話も多かったのですが、それでも綺麗にまとまっているので、人に話したりするときに辞書的に使えるなぁと思いました。
好きな地域の高級ワインを知れる
各産地で必ず押さえておきたいワインと言うのがあります。
カリフォルニアならこれ!フランスのコート・デュ・ローヌならこれ!みたいな感じで、知りたい産地のワインをすぐに調べることができます。
目次を見るだけでもワクワク
「マイケル・ジョーダンがブルズ優勝の際にあけたワイン」「英国王室メーガン妃が溺愛したワイン」などなど…目次を読むだけでもどんなワイン??と気になってしょうがない!
中でも私が気になったタイトルが「たった一人の熱狂が生み出した、年間生産600本前後の高額ワイン」。紹介されているのはドメーヌ・ドーヴネ(マダム・ルロワが個人で所有する畑のブドウから造られるワイン)について。
思わず発行元を確認したら…ダイヤモンド社でした。絶対幻冬舎だと思った(笑)
だって、「たった一人の熱狂」と言えば見城徹さんでしょ?ワイン好きだし、
755トークの中でこんなことを仰っています。
僕は2000年代のルロワやドーヴネが好きです。あの香り、あの引き締まった酸味。あのミネラル感。特に2000年代のドーヴネは最高です。しかも、シュバリエ・モンラッシェが。マダムの気まぐれに振り回される快感。堪りません。意見が違うのはそれぞれの好みですかね。⬅︎前の自分のトークに補足した僕のコメントです。 ドーブネは生産者の当主であるマダムの気まぐれで市場に出るその年の本数が決まります。何れにしても、数百本です。最新の出荷は2007年ものですが、このシュバリエ・モンラッシェの味は奇跡の天からの贈り物です。昨夜は悶絶しました。僕はDRCのモンラッシェ2002年(これも100万円以上する偉大なワインです)を持って行ったのですが、SYホールディングスの杉本が持って来た超希少なドーブネのシュバリエ・モンラッシェ2007年にはかないませんでした。ドーヴネはルロワの個人ドメーヌで、最新の出荷が2007年です。ルロワもドーヴネも1988年がファースト・ヴィンテージですが、僕は2000年以降にこそルロワ、ドーヴネの美味しさは際立っていると思います。あくまで僕の個人的な感想です。
羨ましい。こんな風にワインを語ってみたい。
「働かざる者食うべからず」→「働かざる者ワインを飲むべからず」こんな慣用句が頭に浮かんだ。
働いて、良いワインを飲もう。そうじゃないとワインを飲んでこんなに感動できない気がする。
見城さんの本はこちら↓
こちらの本の中では「重圧に耐え、仕事で結果を出して、ワインを口に含んだときの喜び」についても書かれていますよ。
高級なワインばかりでなく、カジュアルな、普段飲んでおいしいワインも紹介されています。
まとめ
ワインのことを知りたい、でも軽ーく知りたいだけなんだよね。ワインの造り方とか基礎知識より、面白い話が知りたい、そんな方におススメです。
もしもこの本を読んでみて、ワインの世界って面白いなと思ったら、ぜひ深入りしてください。
渡辺順子さんのおすすめ本はこちらです。
下記はどちらかと言うと、基礎知識より。でもタイトル通り、「教養としてのワイン」の知識が盛りだくさんです。
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