日系CAの辛かったお話【経験談を語る】
キャビンアテンダント(以下CA)と言えば、海外にたくさん行けて、割と華やかなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
女の子の憧れの仕事♡だった時代もありました。今はそうでもないようですが…
CAの仕事のいい所は別の機会に紹介するとして、この記事では私が経験した辛かったお話をさせていただきます。
※最近は働き方改革で、ずいぶん働きやすいようになっているようです※
先輩に媚を売る
感じが悪い言い方ですみません(;・∀・)
基本は誰よりも早く出社して、一番最後に退社する。これはCAの世界だけではないかもしれませんが…
自分の仕事が終わっていても、先輩が帰るまで帰れない雰囲気があります。体育会系です(笑)
フライト後にはご一緒したすべての先輩に「アドバイスをもらう」というルールがあります。それができる子は「いい子」という評価になるんです。
先輩に好かれるか嫌われるかによって評価が決まるので、仕事ができる出来ないより、可愛げがあることが出世につながります。
フライト先でも団体行動
フライトが終わって、現地についたらみんなで観光したり食事に行くことも多いです。
疲れていても、先輩CAやパイロットに誘われると断りずらいので行くことになります…
頑張って食事に行って、先輩に気を使って、割り勘だったりしますので、なんだかなぁって感じです。
ただ最近の新人CAさんは、きっぱり「疲れたので部屋で寝ます。」とかいう子が多いらしい。いい時代になった。
怖い先輩がいる
たまに出くわす、怖~いというか、意地悪な先輩がいました。
CAはある程度同じメンバーでフライトするのですが、飛行機の機材によって必要なCAの人数が異なりますので、他のグループの人が混ざったり、自分が他のグループに混ざることがあります。
怖い人と毎日顔を合わせるわけじゃないのがまだ救い…
先輩が突然キレて、客室(お客さまの前)で怒鳴られたことがあります。これ、しばらくトラウマになるほどの出来事でした。年上の女性恐怖症になりました。お客さまも怖がっていました。
そして、お客さまが慰めてくれました(笑)
腰や肩が痛い
常に疲れがたまっていたように思います。
重いカートを機内で押したり、重い荷物収納の手伝いをしたり肉体労働が多いです。
若いからと言って、無理しないこと。その日の疲れはその日のうちに取り除くこと(湯船につかるとか)!新人の時に、当時30代の先輩に言われたことなのですが、今になってその意味がすごーーーくわかります。
20代後半になって、どっと疲れを感じるようになりました。
中耳炎や膀胱炎も職業病です。
風邪をひいているときにフライトして中耳炎になったし、トイレに行くタイミングが分からなくて膀胱炎になりました。
ストレスで毎日、お腹を下す
今思えばストレスだったんだなぁと思うのが、フライト前はいつもお腹を下していたこと。
毎日なのでそれがあたりまえになっていたのですが、今考えれば異常ですよね…
水なしで飲める「ストッパ下痢止め」をお守り代わりに持ち歩いていました。
女社会の人間関係
CA時代、一番嫌だったことは女社会の人間関係。
もちろん素敵な人がほとんどです。でも気の遣い合いとかうんざり…。
今思えば、メンタルが弱かったのだと思います。
どの世界に行っても、合わない人はいますからね。
最後に
辛かったお話にフォーカスしたので暗い内容になりましたが、良いこともいっぱいありました。その話はまた別途。
でもこうして思い返すと、いい経験をさせてもらったと思います。
メンタルが鍛えられました。
楽しかったこと辛かったこと、トータルで考えれば楽しかったことが多いですので、これからCAを目指す方は安心してくださいね( `ー´)ノ
-
前の記事
Kindle Paperwhiteの使い心地【電子書籍デビューで買うならこの一択】 2020.01.07
-
次の記事
ワインがテーマのおススメ映画 2020.01.10