「できる人間」を目指すなら、迷うのはやめよう　22歳からの人生法則/本田直之

ストーリー仕立てで話が進む自己啓発本です。
とっても面白いし、実践しやすい具体例が書かれていて、シンプルで分かりやすい！

あなたの人生を変える最強の一冊になるかもしれませんよ。
実際に私も10年前に読んで、忘れられなかった本です。
この本のおかげで身についたイイ習慣や考え方がいくつもあります。
この本で学べる事は…

登場人物は3人+1（怪物みたいなやつ、ゴブリン）

引き寄せられるように同じマンションに同じタイミングで引っ越してきたダメ人間の3人、日陰朋雪、山下健三、早乙女美花。

日陰朋雪は自信喪失のネガティブ男。
おもちゃ会社をリストラされた無職

勢いだけの計画男、山下健三。
野球推薦で入社するも肩を壊した、気合だけで仕事ができないことで首になってしまった。
社会常識もなく、勉強もできない。

早乙女美花はプライドばかりの過大評価女。
外資系アパレル会社を自ら辞めて無職。
この会社で英語ができないのは君だけだよ？という上司の言葉にプライドが傷ついてその勢いで辞めてしまった。

3人が住むことになったのは麻布十番にあるメゾン・ド・ゴブリン（怪奇の館？）

どうやらダメな人間がこのメゾン・ド・ゴブリンに集められたらしい。
ゴブリンという怪物のような存在に導かれて成長していくストーリーです。

著者はサウナ本でも注目されているレバレッジコンサルティング株式会社代表取締役の本田直之氏。
本田氏が10年に渡り蓄積した4000冊以上の本から得た知識、そこから抽出した「なりたい自分になる方法」が凝縮された本です。
こんなにお得な本ないですよね？

どんなに自己啓発本を読んでも人生は変わりません。
学んだことをすぐに実践することが大切！

ということがこの本の中にも書いてあるのですが、まさにその通りですね。

よく「本を読む時間がない」という人がいますが、
本当は、本を読めば読むほど時間が生まれると書いてあります。
禅問答の様ですが、このような例が。

取扱説明書を面倒くさがってちゃんと読まずに適当に使うから時間がかかる。
最初にちゃんと取説を読んで理解すればその後の手間が省けるのにどっちが面倒くさい？って話だと。

もしもあなたが、どんなに読書をしても人生が変わらなかったのなら、
まずは取扱説明書（正しい読書術やビジネスの考え方）を知ってください！

2時間で人生が変わる本を探しているならこの本です。