【ワイン】2021お正月スペシャル!芸能人格付けチェック
芸能人格付けチェック!2021お正月スペシャルの概要
芸能人格付けチェックが2021年もお正月スペシャル!!
2021年1月1日(金)午後5:00~9:00放送!
このブログで毎回取り上げるのが「ワイン」の格付けチェック。
毎年恒例で、一流芸能人が高級ワインと並級ワインを飲み比べてどちらが高級ワインか当てるというものです。
今回はフランス・ボルドー地方メドック地区ポイヤック村のワインで、5大シャトーの一つ、「シャトー・ラフィット・ロートシルト」。
中でも超レアな1982年ヴィンテージが登場!
ボルドーでは1855年にパリ万国博覧会の際、ナポレオン三世の要請でシャトー(生産者)の格付けが当時の流通価格により行われました。
1級から5級の格付けでラフィット・ロートシルトは1級の中でも筆頭に位置づけられました。
1級のシャトーは5つありまして、その5つを指して「5大シャトー」と呼ばれます。
また、ワインは天候に恵まれた年はグレート・ヴィンテージやグッドヴィンテージと言われ、同じ銘柄でも高値で取引されます。
ワインの市場を動かすと言われるワイン評論家のロバート・パーカー氏が100点を付けたワインです。
1流ホテルなら1本100万円はくだらないとか...
飲食店やホテルではご存知の通り流通価格より上乗せされますから、実際は40万円くらいで購入できるのではないかと思います。
ただ、入手困難は間違いないでしょう。
渡辺順子著「高いワイン」によると
参考価格は約10万円ですから、ワインセラーをお持ちの方は新しいヴィンテージを今買って寝かせておくのもありですね。
どーーーんと価格が跳ね上がるかもしれません!
目利きと保存状態が重要ですが...
高級ワイン「シャトー・ラフィット・ロートシルト」とは
番組に登場するのはグレート・ヴィンテージの1982年なので上記のものとはヴィンテージが異なりますが、ラベルは同じデザイン。
ボトルの上の方、瓶にロスチャイルド(ロートシルト)家の礎を作った5人兄弟にちなんで「5本の矢」が刻印されています。
主な使用品種はカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、プティ・ヴェルドです。
このワインには有名なストーリーがあります。
ルイ15世の愛妾ポンパドゥール夫人は、ブルゴーニュのある高名な畑を手に入れようとしましたが、コンティ公ルイ・フランソワ1世に競り負けてしまいます。この畑は後にロマネ・コンティと呼ばれます。高級ワインを生み出すことでも有名ですね。
競りに負けた、ポンパドゥール夫人は代わりにラフィットを勧められ、それを気に入ります。
ヴェルサイユ宮殿の晩餐会で「私はラフィットしか飲まない」と宣言したことから、その名声は確固たるものになりました。
そんなラフィットですが、1959年以降は低迷が続き、70年代には「水っぽい」と酷評されたことも。
そこから大きく改善したのが1981年のこと。
今回番組に登場した1982年ヴィンテージはワイン評論家ロバート・パーカーから「スーパーリッチ」などと高評価を得たのでした。
記念すべき、ラフィットが復活した世紀のヴィンテージなのです!
飲み比べたボルドー産1990年5,000円のワインとは
こちらは流通価格での5,000円だと思いますので、結構いいワインを選べると思います。
5,000円のワインなら飲食店では1万円以上の価格ですから充分いいワインですよね。
高級ワインを飲み当てる手掛かりとは??
ワインをセレクトされた格付けチェック専任ソムリエ野口智香さんによると「ラフィットは口に含んだ時の余韻がすごく長い。非常に印象に残る濃くて強いワイン。40年経っているが年齢を感じさせない若さがある。普段いいワインを飲んでいれば簡単だと思う」とのことですが
珍しくGacktさんまでも悩ませてしまうこのセレクト!!
100万円のワインと迷う5,000円ワインってすごくコスパ良いですね。
高級ワインと並級ワインを見極めるポイントはどこなのかというと、それは余韻の長さです。
外観に惑わされないことが大事です。
熟成によりワインは赤黒い色からオレンジ色に変化してきます。
ただヴィンテージが古い方が必ずしもオレンジ色かというと、そうでもないので注意が必要です。
今回は高級ワインが1982年、並級ワインが1990年なのでワインの知識がある人の方が外観で迷いやすいかもしれません。
ポテンシャルの高いワインはゆーーっくりと熟成していくのでそこも加味しなければならないので、難しいのですよね。
保存状態によっても熟成の進み具合は変わりますから、ワインって本当に難しい...
外観だけで思い込まない事!
高級ワインは、口の中からワインがなくなった後もしばらく美味しさの余韻が口の中にとどまります。
普段からワインを飲む時に余韻を意識していれば、分かりやすいかもしれません。
ラフィットのセカンドワインとは?
セカンドワインというのは、ファーストワイン「シャトー・ラフィット・ロートシルト」の基準に漏れたブドウを使い醸造されるワインのことです。
セカンドワインの魅力はファーストワインと同じ生産者が造るワインなのでお手頃な価格なのに、ファーストワインの片鱗を味わうことができる点です。
生産者によってはさらにお手頃なサードワインを造っている場合もあります。
ファーストワイン、セカンドワインの品質にこだわるからこそ生まれるのがこのようなお手頃価格のワインです。
またサードワインだからといって、決して品質が悪いことはありません。
ファーストワインよりも飲み頃が早く訪れる、とっつきやすいなどメリットもたくさんあるのです。
ラフィット・ロートシルトの場合、セカンドワインでも30,000円ほどしますから充分高級ワインの域ですが、ファーストラベルに比べるとお求めやすい価格です。
ラフィット・ロートシルトのセカンドワイン「カリュアド・ド・ラフィット」はこちら↓
Gacktさんの評価
今回は全員が高級ワインを見事に当てました。
これってすごいことだなと...緊張の中、さすが一流芸能人!
ラフィットを飲んだGacktさんの感想は「生命力のある深みのある色。何十年も寝かされているのに非常に濃厚な香り。口に入れると『極上』って言葉がバッて出てくるくらい上をいっているっていうのかな。まさしく王のワイン」とのこと。
テイスティングのコメントをするときは外観・香り・味わいの順にするのですが、Gacktさんはさすがですね。
しっかりと分析されています。
かつ、ありきたりなコメントではなくGacktさんらしい表現でした!
ホリエモンの格付けチェックに出演した裏話が面白過ぎる!
ホリエモンは2017年の格付けチェックに無敗王者・GACKTさんと組んで出演されたことがあります。
その時に目の当たりにしたGACKTさんのすごさをYouTubeで語っています。
正直、この番組ってやらせってあるんじゃないの??なんて疑っていましたが...
ホリエモン曰く、比較するものは難しいけれど、GACKTさんはさまざまな経験からのメタ分析による正答率の高さで、本物だと。
ワインのチェックでは「1906年ヴィンテージ(100年以上前)のラフィット」と5,000円の現代のワインの比較でした。
番組終了後に、ホリエモンは味見をさせてもらったそうなのですが、ラフィットは「めちゃくちゃ旨くて、元気」5,000円くらいのワインは「いい感じの古いフランスワインの気が抜けてる感じに似てる」
難しかったんだとか。
ワインセレクトはかなり考え抜かれているんですね。
その他楽器やトリュフ、盆栽の比較の裏話も面白かったです。
ちなみにトリュフの話に出てくる麻布十番のお店の話はこちら
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13001664/dtlrvwlst/B113650735/
気になる方はぜひホリエモンのYouTubeをチェックしてくださいね↓
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